ご存知漫画「北斗の拳」といえば、核戦争後の世界を舞台に“北斗神拳”の伝承者ケンシロウの闘いを描く大ヒット作ですよね。
中でも「死兆星」とは、本作に登場する恒星の名前で、普段は見ることができない星のことです…
しかし、死が近い者の前には姿を現すという設定で、実に不気味な印象が強いかと思います。
いかにもフィクションっぽい設定ですが、死兆星は実際に存在するのです。
場所は、ひしゃく型をした北斗七星の、柄の方から二番目の星のそば…
アルコルという名で、古代アラビア、ギリシャ、ローマなどでは、「この星が見えなくなると死ぬ」という、「北斗の拳」とは真逆の説がとなえられていました。
実際、アルコルは明度が不定期に変化する特殊な星なため、老化などで視力が落ちてくると、ふいに見えなくなってしまうケースが少なくありあません…
そのため、星の消失と人間の寿命を結びつける迷信が生まれたようなのです。
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