任侠の世界に入った白銀本気(しろがねもとき)、通称マジ。
ただのチンピラからのし上がり、ついには全国にシンパを持つまでになります。
しかしヤッカミも多く、マジの周囲は落ち着くことがありません。
マジはその原因は自分の存在にあると思い始めました。
そして、いつしか発病した白血病も悪化し…
と、ここまでがあらすじです。
全50巻の最終回「目覚める」はどのような展開を迎えるのでしょうか。
様々な逸話を残しながら、極道の世界を生きてきた白金本気(通称・マジ)。
マジの勢いを妬む勢力による陰謀で、マジは風組を破門になってしまいました。
それは、全国的に大きな衝撃を与えます。
その破門をきっかけに、全国の若い勢カが、散発的に「本気組」を名乗って抗争を開始しました。
マジ本人もあずかり知らぬところで、赤目を始めとして、多くの人間が命を落とすことになったのです。
ライバルだった染夜は、心の中ではとうの昔にマジを親にするハラを決めていました。
そしてマジの下にかけつけ、参謀的な役割を果たします。
全国の本気組を佐渡に結集させました。
整えてみれば、組織は800名を超す大勢力に。
これを背景に、争いを終結させる手打ちの条件として、本気組は、風の総長とマジの五分の盃を提案します。
風の総長は、マジの心も、本気組の動きも、そして風組ひとりひとりの気持ちも知っていました。
この動き自体が、極道の変わり目だとも認識していたのです。
故に、その条件で手打ちにすることを決定。
それに反対したのはマジを妬む勢力だったのですが、この機に彼らを破門にします。
一方、マジは、末期症状の白血病に苦しみながら、慣れ親しんだ渚橋に向かいました。
そこで、この抗争を終わらせようと思い悩んだ旧知の若者に刺されてしまうのです。
そのまま船に乗り込み、沖に消えるマジ。
最愛の人との平和を思いつつ。
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