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さえない男の子が、宇宙人からもらった変身セットを着けて活躍するギャグ漫画「パーマン」。
1966年から連載がスタートし、2度にわたってアニメ化された藤子・F・不二雄の代表作です。
しかし、今手に入るコミックス版の「パーマン」はかつての設定と微妙に異なっているのをご存じだったでしょうか?
現在の設定では、主人公のミツ夫がパーマンの正体を誰かにバラすと、宇宙人のバードマンからヒーローの資格をうばわれ、罰として動物に変えられてしまうというものでした。
ところが、連載が始まったころの「パーマン」では、バードマンが使うのは「脳細胞破壊銃」なる恐ろしい器具…
作中のセリフによると、「クルクルパーにされちゃつて、一生わけもわからずにくらす」という罰らしいのです。
また、このころは「バードマン」は「スーパーマン」という名前で呼ばれていましたが、アメリカのスーパーヒーローと同じだったため、後に「バードマン」に改名されました。
なんともハードな話ですが、2003年にコミックスが再販された際には、社会通念への配慮から、「脳細胞破壊銃」の設定は消え、かわりに「動物に変わる」罰が加わったのです。
それはそれで、かなりヒドい気もしますが…
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そのため、今のコミックスでは、「頭をおかしくする」設定はすべて削除…
一部のページでは、ストーリーのつながりがおかしくなり、内容の理解に苦しむ部分も出てきてしまいました。
ちなみに、さらに初期の「パーマン」では、正体がバレた際の罰は「バードマンに殺される」というさらに恐ろしいものでした…
小学生に与える罰としては、あまりに重すぎるものだったのです。
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