1979年から週刊少年ジャンプで連載がスタートした「キン肉マン」は、超人のキン肉マンが、仲間の正義超人とともに、リング上で強敵を倒していくプロレス系の格闘マンガです。
主人公のキン肉マンは、ウルトラマンのようなトサカがついた肌色のマスクを被った正義の超人…
しかし、連載が始まった直後は、キン肉マンのマスクは不気味な緑色だったことをご存じでしょうか?
1979年に発売された「少年ジャンプ」ナンバー22と39の表紙には、どちらも連載が始まったばかりの「キン肉マン」が、なぜか顔の色だけが
不気味な緑色で、唇も謎のレモン色に塗られているのです。
確かに、もともと「キン肉マン」は、マンガ版とアニメ版では大きくキャラの色が違うことで有名な作品ではあります…
しかし、主人公の顔の色がここまで違うと、さすがに違和感がありすぎです。
といっても、当初のキン肉マンが緑色の設定だったわけではありません…
ただの手違いだったのです。
連載が始まった当時、作者のゆでたまご氏は、まだ高校を卒業したばかりのド新人…
いきなり表紙のカラーをまかせるのはムリだと判断した編集部が、別のイラストレーターに表紙を依頼したのです。
その際、作者と編集部の間で上手く設定の確認が行われておらず、イラストレーターが想像でキン肉マンの顔を緑に塗ってしまったとのこと…
今では考えられないような凄すぎるミスだったのです。
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