さだやす圭氏の野球漫画「なんと孫六」。
主人公は抜群の野球センスを持ちながら、異常なまでの負けず嫌いで、勝つためにはどんな汚いこともやってのける甲斐孫六。
決め球の孫六ボールをひっさげ、高校野球で準優勝した後は途中でゴルフを始めることもありましたが、日本プロ野球そしてメジャーリーグと快進撃を続けます。
最終回までのあらすじは、アメリカでは銃に撃たれ野球は絶望的と言われた孫六。
けれども奇跡の復活を果たして、今度はWBTで世界一を狙うのでした。
WBT予選で連勝を重ねる野武士ジャパンは、予選3戦目でキューバと対戦。
チップマンに抑えられていた日本ですが、孫六の活躍で8回を終わった時点でキューバと7対7の同点となります。
そして運命の9回表、キューバの攻撃。
強敵である3番セナレスを打ち取り、4番のキングランに孫六ボールで勝負に出ます。
運身の孫六ボールは、キングランの手元で生き物のように伸び、キングランを三振に打ち取りました。
そして、3人目も三振に打ち取り、9回裏は日本の攻撃になります。
日本の先頭打者は、孫六と同じ浪城高校出身の山形でしたが、ピッチャーライナーでアウト。
ベンチに帰る時に軽口をたたいた山形に大笑いする孫六。
そのリラックスした姿に、キャッチャーの強はサヨナラを確信します。
打席に立った孫六は、自分は9回表にど真ん中で勝負したとチップマンを挑発。
熱くなったチップマンは孫六の挑発に乗り、ど真ん中ストレートで勝負に出ます。
孫六はそれを打ち返し、打球はサヨナラホームランとなってスタンドに。
最後まで、相手を煽りまくる孫六に、少し敵側が可哀想に思えてくるような最終回…
全81巻「甲斐孫六は永遠に-の巻」でした。
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