アニメ「サザエさん」の主題歌では、魚をくわえたどら猫をサザエさんが裸足で追いかけていく様子が歌われています。
サザエさんのキャラクターを象徴するエピソードだと思われがちですが、実はその裏側には、世にも悲しい理由が隠されているのです。
サザエさんと猫のエピソードが初めて描かれたのは1946年5月のこと…
福岡県の地方紙に、どら猫に魚を盗まれる話が実際に掲載されたのです。
本エピソードは、サザエさんが配給の魚を主婦に配っているシーンから始まります。
戦後問もない時期の食糧難により、このころは魚も配給制だったのです。
ところが、ひとりの主婦に魚を渡そうとした瞬間、横からどら猫が出現…
サザエさんの手から魚を奪い去ってしまいました。
責任を感じたサザエさんは、サンダル履きのままダッシュを始めましたが、走りにくいので裸足で猫を追いかけることに…
この必死の姿が、後に主題歌として採用されたわけなのです。
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