ジョジョの奇妙な冒険で知られる荒木飛呂彦氏による漫画「バオー来訪者」。
秘密機関ドレスの研究者・霞の目博士が作り出した生物兵器バオーを寄生させられた少年・橋沢育朗。
仮死状態で研究所に移送される途中、予知能力を持つ少女・スミレとの出会いによって目覚めた育朗は、彼女と共に脱走。
二人を抹殺するためにドレスが差し向けた刺客からスミレを守るために、育朗はバオーが生み出した武装現象の一つバオー・アー
ムド・フェノメノンに変身して戦うというのが漫画のあらすじです。
ドルド中佐に連れ去られたスミレを救出すべく、ドレスに宣戦を布告した育朗は、彼女が捕らわれている研究所に乗り込みます。
バオーに変身した育朗の前に立ちはだかりました。
分子を自在に振動させる地上最強の超能力者・ウォーケン。
鉄の壁をも融解させる分子空動波や分子地動波を繰り出す強敵です。
防戦一方のバオーでしたが、6万ボルトの高圧電流を発生させるバオー・ブレイク・ダーク・サンダー・フェノメノンで怯ませた隙に、切り離したセイバーを頭部に叩き込んでウォーケンを沈黙させました。
そしてスミレが閉じ込められている部屋へ駆けつけたバオーを、28門のレーザー砲が襲います。
一斉に発射された閃光は、スミレの体をも貫いていました。
絶命するスミレ。
しかしバオーは、自分の血を分け与えて蘇生させます。
そこへ、復活したウォーケンが出現。
超能力の制御機能を失ったウォーケンは力を暴走させ、研究所の岩盤をも貫き、バオーもろとも地下鍾乳洞へ落下します。
スミレを助けたい一心のバオーは、彼女に脱出口を指し示すと、注意をそらすためにウォーケンを鍾乳洞の奥へ誘い込みます。
そして、レーザー砲の残骸を利用したバオー・ブレイク・ダーク・サンダー・フェノメノンでウォーケンを破ったのでした。
その瞬間、霞の目博士が押した自爆スイッチにより研究所は吹き飛びます。
それから数ヶ月後…
無事生還したスミレは、地下洞窟の湖底に眠る育朗と7歳の時に再会することを予知能カで知ります。
そして以前出会った六助夫婦の下に身を寄せ、その日が来るのを待ち続けるのでした。
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