スタジオジブリ制作の長編アニメーション映画作品の最高傑作の1つである「天空の城ラピュタ」(1986年公開)…
鉱山町で働く少年が、少女とともに世界を滅亡から救う大活劇です。
今も世界中で人気の高い作品ですが、実は、作中に登場する空中都市の「ラピュタ」がスペイン語で「売春婦」を意味するため、海外版のD
VDでは「天空の城」というタイトルしか使われていないのです。
そもそも、ラピュタのネーミングは、スウィフトの「ガリヴァー旅行記」第三章に登場する飛行島ラピュータ(Laputa)が元になっています…
小説の中では、「位の高い統治者」の意味だと説明されていますが、実際は、皮肉屋のスウィフトが「売春婦」をもじってつけたらしいのです。
宮﨑駿氏によれば、天空の城を舞台にした作品を考えた際、同じく空中都市が登場する「ガリヴァー旅行記」を思い出し、そのまま「ラピュタ」の名前を使ったとのこと…
少なくとも、裏に「売春婦」の意味があるとを知ったうえで名づけたわけではないようですが。
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